まちづくり会社シャレット・デポ代表 しゅーたのブログ

まちづくり会社代表の個人ブログです!

外国人の賃貸物件探し

まちづくりの話とは全然違うんですが、日本語学校に勤めていた時の元生徒が、新しい物件を探しに行くとのことで、分からないから付いてきて欲しいとお願いされ、不動産屋に同行しました。その時のお話です。

彼はネパール人で、初めて日本にやって来た時は、先輩の斡旋で住居に入居したんだそうです(その話も色々怪しい部分があるのですが、ここではひとまず置いておきます)が、新たに住み替えを希望しているとのことでした。

まず、外国人が1番疑問に感じるのがお金の部分のようです。日本には敷金、礼金、仲介手数料等の諸費用がありますが、ことネパールにおいては、その概念がないんだそうです。なので、見積書がその子に渡されると、この値段はなんですか、と聞いてくるわけです。

その後は、気になる物件を内覧して、無事家も決めたわけですが、次のハードルが待ち構えています。

契約書の説明と、賃貸物件の重要事項説明です。ただでさえ、日本人でも理解が大変なのに、外国人がその説明を受けても分かるわけがありません。登記簿謄本?借家人賠償請求?は?となるわけです。これが、日本のシステムの弊害とも言えるわけです。とりあえず、建前上説明を受けたことにして、後で重要な部分だけ自分から説明し直しました。もし、日本人の知り合いとかがいなかったらどうなってしまうんでしょうか…

このように、外国人には不親切なことってのが日本には沢山あります。日本も真の国際都市になるのは、まだ先の話とはなのかもしれません。