まちづくり会社シャレット・デポ代表 しゅーたのブログ

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リースバック

リースバックとは、自宅などの不動産を売却して現金化した後でも住み続けられるサービスのことです。
不動産の所有権は変わりますが、同時に賃貸借契約をする仕組みであるため、住み慣れた自宅で生活しながらまとまった資金を調達することが可能です。

ここで、メリットとデメリットをご紹介します。

 

メリット

○売却後も自宅に住み続けられる
○短期間で自宅を現金化できる
○物件の売却を考えていることを周囲に知られずに済む
○将来的に再購入も可能

 

デメリット

○売却価格は相場よりも安くなる傾向にある
○賃貸借期間は無期限ではない
○家賃が相場よりも高い場合がある
○売却金額がローンを下回る場合は利用できない(アンダーローン)
○物件の所有権が買取業者に移転する

 

先日、FPで相談に来られた方がいて、諸事情で自宅を売却して、住宅ローンを返済しなきゃいけないとの話を受けたのですが、自宅売却となると、当然住み慣れた家は手放さなくてはなりません。そこで登場するのが、リースバックです。デメリットもありますが、アンダーローンにならなければ、家をそのまま賃貸契約として使用することができます。当然、周囲にもバレずに済みます。

注意点はいくつかあって、家賃が相場より高いケースが多いですし、売却価格も相場より安い場合があるからです。

なので、売却を相見積して、売却の方が圧倒的に高値なら、そのまま売却も視野に入れるべきですし、そこは考慮が必要になります。

1つ言えるのは、何事も選択肢は1つではなく、最善手は他にもある可能性があるということです。悩み事がある場合は、然るべき人に相談し、解決に向けて試行錯誤する必要があるでしょう。