まちづくり会社シャレット・デポ代表 しゅーたのブログ

まちづくり会社代表の個人ブログです!

エリアマネジメント

皆さんは、エリアマネジメントという言葉を聞いたことがあるでしょうか??

2002年と最近生まれた言葉で、「一定の広がりを持った特定エリアについて継続的な視点で都市づくりから地域管理まで一体的に行う活動」と定義されました。

エリアマネジメントは、共通項ももちろんありますが、地域によって特性(歴史や風土)があるため、その手法は全てが特殊解になります。意外というか、その町にいる担い手やプレーヤーによる影響も大きく、属人的な要素が大きいのも特徴です。

なので、エリアマネジメントによるまちづくりの取り組みで気を付けなければならないことの1つに、他地区のエリアマネジメントからコピーしてはいけない、というのが挙げられます。先程言ったとおりエリアマネジメントは特殊解のため、成功した事例を輸入すれば成功するという話では無いのです。そこに、エリアマネジメントひいてはまちづくりの難しさがあります。

取り組みで大事な要素は沢山ありますが、私が考えるに、まちづくりに必要なのは、合意形成よりも、1人1人の覚悟ある行動なのではないでしょうか。合意形成に囚われては、そこに時間も労力もかかり、前進はままなりません。地域にイノベーションが起こるのは、1人の覚悟ある取り組みがもたらす事が往々にしてあります。

その、取り組みの先頭に立つ人間でありたい。そう決心するのであります。