まちづくり会社シャレット・デポ代表 しゅーたのブログ

まちづくり会社代表の個人ブログです!

相続が争続になるとき

日本は高齢社会を迎えています。

私が学生だったころは高齢化社会になると呼ばれてましたが、人口ピラミッドを見ると、もう高齢社会と呼んで良いようです。

 

さて、前にも申し上げましたが、相続は法律が頻繁に変わる分野であり、一昔前に法律が変わったことで、相続税を払わなくてはならない対象者が増えました。なので、自分はそんな財産を持ってないから心配ない、と思う方も油断できません。統計では、財産を持ってるお金持ちよりも、中流家庭のほうが、争いが生じやすい傾向にあるのです。

 

相続が円滑に済めば問題ないのですが、こじれると相続が「争続」に変わる時があります。よくあるのが、僅かな預貯金と不動産(自宅)を持っているケース。不動産は分けられないので(共有という方法がありますが、これについては別の機会で述べます)、揉めるわけですね😅

 

例えば、300万の預貯金と、3000万の不動産があったとして、相続人が2人だとしたら、平等に分けるのは、まず不可能です。だから、中流家庭で争いが生じやすいという原因の1つがここにあるわけです。

 

なので、自分は関係ないとは思わずに、事前に対策を練ることが求められます。