温泉旅館街の再生
久しぶりにブログを書きます(;^_^A
この間忙しかったり、会社の方針をどうするかで色々悩んでいたため、ブログに着手できませんでした…
落ち着いてきて、ようやく方針も定まってきたため、再びブログを書き記すことにします。
さて、会社の方針をどうするか悩んでると書きましたが、私が着手しているまちづくりといっても、取り組み範囲は非常に幅広く、まちの活性化を果たすにはどうすれば途方に暮れていました。その中で、私が居住している宮城の、大崎市というところに、鳴子温泉という温泉街があるのですが、この温泉街のポテンシャルは非常に高く、温泉の泉質11種類のうち、実に9種類の泉質がここで堪能できます。これはおそらく日本一を誇る別府温泉(源泉数:10種類)に次ぐ規模なのだと思いますが、それは外部にほとんど知られていません。
これは、非常にもったいないと感じた私は、何とか温泉街の魅力を外部に伝えられないかと感じ、この大崎・鳴子温泉地域のエリアマネジメントに着手することにしました。個々の温泉旅館の立て直しももちろん大切なのですが、エリア全体が盛り上がることで地域の活性化が図れるのではないかと考えたためです。
ただ、一筋縄ではいかないことは明白でしょう。個々の旅館によってコンセプトもまばら、外部資本も入っているため、地域としてのコンセプトは打ち出すのは難しい可能性があります。
かの有名な、九州の黒川温泉は、後藤さんというカリスマ経営者がいたこともあったでしょうが、温泉街全体が一つにまとまり、コンセプトを打ち出しサービスを提供していったのが非常に強みになったと考えられます(黒川温泉については後日またブログで詳しく書きます)。その合意形成が同じように鳴子地域で図れるかどうか。想像しただけで難儀です(苦笑)
逆に、この難儀なミッションを果たせば、鳴子地域は、別府・草津に並ぶ東の温泉の雄として名を馳せることになるでしょう。その夢を見ずにはいられないのです。
当初描いてた、あまちづくりのカテゴリーとは少し外れますが、このミッションを達成するために頑張っていきたいと思います。